お受験の世界は謎がいっぱい!お受験を乗り越える方法とは

「お受験」という言葉を聞くと、なんだか現実味を感じない、お母様同士のバトルがあるようなドラマの世界とか、どこか遠くの世界のような感じがしてしまいますが、実際にその中に身を置く人たちにとってはリアルの世界なのです。因みにドラマのようにお母様皆がドロドロしているわけではありません。

子供がいて、授業料を支払える経済能力があり、学校に通える範囲の都心に住んでいれば、もうどんな人でもお受験をできる条件が揃っていると言えます。

しかし都心に住んでいても、お受験を身近に感じられる人はどのくらいいるのでしょう。その理由は、学校側が外に合格者や求めている子供のレベル、受験に必要な学習範囲(教科書のような)を、表に出さないのもあるためでょう。

このサイトでは、ごく普通の一般のご家庭でも、お受験を少しでも意識している方に正しい情報を伝えたく、壁にぶつかりそうになる時期のことや、普段の学習の仕方、試験の内容などを幅広く紹介しています。もちろん現実的なお話です。

情報を知らない方にとっては、お受験について誤解される部分が多くありますので、そうした誤解を一つでも解くお手伝いができればと思います。

是非迷っている方は、このサイトを参考にしてみてください。実践するのは簡単なことではないかもしれませんが、これを乗り越えることができれば、受験をするのに相応しいご家庭のレベルにはなれるはずです。

幼稚園受験、小学校受験は決して富裕層だけに有利な世界ではない

名門の私立の附属の小学校や幼稚園は富裕層しか通えないものと思われがちですが、決してそんなことはありません。実際はサラリーマン家庭や両親共働き家庭のお子様も多く通われているのです。

誤解されがちですが、学校側も家庭の経済力だけを見てお子様を合格させているわけではありません。 そのご家庭が学校側の教育方針に理解を示してくれるか、学校に協力してくれるかなどご家庭の中身を見ているのです。

ですから、もちろん学費が払える最低限の経済能力は必要ですが、あとは富裕層でも一般家庭でも関係ないのです。

富裕層にとって有利と言えば、受験に合格するための対策が、お金のことを気にせずに、存分に子供の教育にお金を使えることでしょう。しかし一般家庭でも幼児教室にかかる費用が限られていても、家族一丸となって家庭の取り組みを頑張り合格をつかんでいる家庭は多くいます。

その肝心な家庭での取り組み方については、サイトの記事にも多く紹介していますので、是非実践されてみてください。

一番大切なこと…万が一のことも考えて

今回はお受験で一番大切なことを紹介させていただきます。特に受験を検討中の方、入試前の方には一読していただきたい内容です。大げさに見える表現もあるかもしれませんが、決して大げさなことではありませんので、お受験を考えている方は他人事だとは思わないでください。

まさか子供より名門小学校合格の方が大事だなんて仰る家庭はいないと思いますが、「お受験には魔物が住んでいる」と言われているのは常識となりつつあり、受験経験者の間では日々ささやかれていることです。そう、お子様を大切にしているまともなご家庭でも、入試が迫ると魔物に負けてしまいそうになる時期が来るのです。

幼稚園受験にしても小学校受験にしてもお受験のプレッシャーは想像以上のもので、それは容赦なく母親にお襲い掛かります。サラリーマン世帯の一般の家庭なら、いざという時は諦めもつくかもしれませんが、中には代々名門校出身で、その家に嫁いだお母様となればプレッシャーは相当なものでしょう。

まだ試験1年前の新年長11月であれば、周囲のご家庭も志望校はこれからという時期ですし、レベルも大差はありませんので、大きな波はやってきません。これが基礎を固める時期の春から徐々に襲われるようになるのです。

幼児教室で、同じ志望校の周囲のお友達のデキが我が子より優れているという比較をするようになったり、模試の成績が思わしくなかったり、子供の理解力が目標としている進度に追い付いていないとすると徐々に焦りが出てきます。すると段々気持ちにも余裕がなくなり、子供にさらに勉強も躾も厳しくなってきます。お金のある家庭ならばさらに幼児教室の回数を増やしたり、または今通っている幼児教室が合っていないのではないかと不安になり、別の教室にも通い始めたり、退会して別の教室に移ったりするケースもあります。この時点で大分お母様の精神状態は崩れ始めていることでしょう。お子様の方も負担が増えて普段の様子と変わってきます。中には幼稚園や保育園を休ませてまで勉強を強いるケースもあるのです。

お子様にさらに負担をかけた状態のまま、勉強を強いるとチックと呼ばれる症状が出る場合もあります。これは昔からお受験の世界では耳にする話です。笑顔が消えるケースや、やたら手を洗いに行ったり、トイレに行ったりするお子様もいます。この時点ではご家庭でも、いつもと様子の違うお子様の症状に気づくべきです。

名門小学校や名門付属幼稚園では倍率が高く、どんなに優れたお子様でも簡単に落とされてしまうのがお受験の世界です。中学校受験のように勉強だけできていれば実力だけで入ることができますけれども、小学校や幼稚園は違います。縁故が優遇されたり、ペーパーは満点ではないけれど光って見えるお子様がご縁をいただけたり、見えない点が多くあるのです。ですから、もしかしたらご縁がいただけないかもしれないということは頭の中に入れておいていただきたいのです。

万が一ご縁がいただけなかったとなり、さらにはその時にはお子様が潰れてしまっては手遅れです。また仮にご縁がいただけたとしても、潰れてしまってはその後の人生不幸になるだけです。

どうかこの話を他人事と思わず、忘れないでください。

知っておくと安心!当日の持ち物と、当日の過ごし方

入試近くなると色々なことが気になりだします。当日の持ち物と入試本番の過ごし方、どうしようと不安になりますよね。でも今回紹介する持ち物リスト、入試本番の待ち時間をご覧いただければお役に立てると思います。

面接日に持っていくもの
・辞書
・筆記用具
・お母様のサブバッグ
・ご両親のスリッパ
・お子様の上履き
・ティッシュ、ハンカチ
・絵本、迷路本、折り紙、あやとりなど
・(雨の日用)紺の傘、傘袋

面接には待ち時間があります。その間子供が退屈しないように、絵本やあやとりなどを持参しておくことをお勧めします。一部学校によっては待合室に絵本が用意されている場合もありますが、ほとんどの学校では用意されていません。また学校によっては面接直前に待合室にてアンケートを書かせる場合もありますから、辞書を持参すると安心です。

入試本番に持っていくもの
・お母様のサブバッグ
・お母様のスリッパ
・お子様の上履き
・筆記用具
・絵本、迷路本、折り紙、あやとりなど
・安全ピン
・くし、ヘアゴム
・ムース、スプレー
・お子様の着替え
・ティッシュ、ハンカチ
・お母様用の待ち時間用のグッズ
・(雨の日用)紺の傘、傘袋

こんなに~!?と思われるかもしれませんが、備えあれば憂いなしです。本当です。でもほとんどの物はお母様のサブバッグ1つに収まりますから大丈夫です。まず、試験本番は、隙がないほどお母様もお子様も、頭のてっぺんから、つま先までキチンとしています。試験本番は運動考査もありますから、お子様の髪の毛が乱れた場合に備えてムースやスプレー、ヘアゴム、くしがあると安心です。また、試験で身に着けるゼッケンのサイズが大きすぎた場合などに備えて、安全ピンがあると安心です。また、万が一自宅を出てから学校に到着するまでの間に服を汚すようなことがある場合もありますから、靴下や服など予備として持参しておくと安心ですね。また、試験の待ち時間用として、お母様用の暇つぶしグッズも持っていきましょう。

☆受験本番の待ち時間の過ごし方☆
学校によって教室で待機したり、ホールで待機したり、外出OKだったりしますが、色々な学校があります。入試時間も学校により異なりますので、長時間待機する場合のことも考えておくといいでしょう。

ほとんどのお母様は待ち時間用として本を持参しています。待機中は読書されている方が多いですが、中には刺しゅうや編み物をされている方もいます。

学校によってはお弁当考査のある神奈川の女子校では5、6時間待機ですから、何も持っていないとお母様が辛い時間を過ごすことになります。ですから何か暇つぶしグッズを準備しておくことをお勧め致します。都内の女子校でも3時間の学校もあり、中には保護者にお茶を出してくれる学校もありますが、大抵は学校側からは何も出ませんので、何か用意しておくといいでしょう。

これらの持ち物は、余裕をもって揃えておくと後であわてません。持ち物リストなどを作っておくと、忘れずに済みます。

いくらかかるの?お受験にかかる費用の事…

お受験を始められる家庭にとって、まず気になることが「お金」のことですね。今回はお金をテーマに紹介させていただきます。ココでは大学までにかかる費用のことではなく、お受験にかかる費用のことをお話致します。

実のところ、お受験はいくらでもお金をかけることが可能なのです。ご裕福な方でお金に糸目をつけなければ、試験までの1、2年の内に何千万円だって使うことだって可能なのです。しかしそのような方は極一部の限られた家庭だけです。有名小にご縁があってもご主人がサラリーマンだったり、勤務医だったりする家庭も少なくありません。

幼児教室にかかる費用
まず年中のクラスと年長のクラスでは金額が変わってきます。総合授業以外にも、運動対策クラスや絵画制作対策クラス、プライベートレッスンなど、クラスを追加するほどお金がかかります。大手教室の入会金が8万円、総合授業では年中が月謝4万円、年長になると月謝5万円、季節講習では、学校別クラスとして冬期講習5万円、春期講習5万円、夏期講習6万円、直前講習6万円ほどになり、その季節講習も学校別クラスの他に運動対策、絵画制作対策などオプションが付けられるようになっていて1コマ2、3万円はかかります。11月の新年長からは月1回はテストがあり、テスト代で月5000円~1万円はかかります。さらに入試直前ともなると、両親面接対策、願書添削などで数万円が飛びます。

他にも大規模な模擬テスト代や、別の幼児教室主催の模擬テストで、1回1、2万円かかります。それを3月から毎月受けている家庭もあります。

そうなると、最低で新年長から1年間で入会し、通常クラスだけ、季節講習も学校別クラスだけ、模擬テストは最低で月1回だけだったとしても、約100万円はかかります。

こんな話読むだけで真っ青になってしまうかもしれませんが、お受験をする期間はごく普通のご家庭でも金銭感覚が麻痺して1万円札を千円札の感覚でついつい使い込んでしまうのです。でも受験が終わるとまた普通の感覚が戻ってきますからご安心ください。

受験にかかる費用はこれだけではありませんよ。お母様のお受験服、お子さんのお受験服もありますね。お母様の濃紺のスーツで安くても3万円、百貨店の既製品で10万円前後、オーダーメイドはもっとかかります。黒の革製バッグも2万円ほどかかり、有名なHAMANOのバッグなら6万円程度はします。お子様のアンサンブルも4,5万円かかります。靴も5000円~1万円かかるでしょう。お父様のスーツは仕事で着ているスーツで済ませてしまえば0円ですが、オーダーメイドなら10万円以上しますね。

幼児教室費用が最低100万円ならば、そこに加えて計120万円になります。

また願書用写真撮影も5000円以上はかかると思います。

最後に、試験本番の考査料です。各学校で若干違いがありますが、1校につき25000円~30000円かかります。1校だけなら2、30000円で済むかもしれませんが、多くのご家庭は4,5校受けますから、10万円以上はかかるでしょう。

その他にもお子様の髪留めや小物類、お母様の美容院代など細々したものがかかってきますから、150万円はかかるのではないでしょうか。

中には幼児教室を受けずに家庭だけで勉強を頑張る方もいますから、その場合には、最低金額の幼児教室費用100万円はかからなくなります。

冒頭で述べたとおり、お受験はいくらでもお金をつぎ込むことができてしまうので、事前に計画を立てておくといいでしょう。計画を立てても、お子様のデキ具合などで大きく変わることもありますので、そのことも考えておくといいですね。

絵画や工作のテストを乗り切るお受験絵画、制作のこと

今回は小学校受験のテストに出題される絵画・工作テストのことを紹介させていただいます。お受験では、学校から絵や工作の出来も見られます。本当にお受験の出題範囲は広いのです。

まず幼児の絵と言えば、どのようなイメージをされるでしょうか?女の子の絵だったら、お姫様のような絵だったり、男の子だったら一応人らしい身体が描けていても色塗りがぐちゃぐちゃで分かりにくかったり…お受験の絵はこれでは通用しないのです。お受験にはお受験絵画という描き方が存在するのです。

お受験絵画で身に付いた子供の絵は、例えばサッカーをしている男の子の絵だった場合、ちゃんとサッカーボールを蹴っているポーズになっていて、色も余白を残すことなく、キレイに塗られています。顔の表情まであり、真剣な顔や楽しそうな顔になっていたりするのです。そう、お受験絵画は、与えられたテーマに対し、相手に見て伝わる絵でなければならないのです。さらにそこに、表現力も加わりますから、幼児の絵からもう少し大人びた絵が要求されてきます。

しかも、一言に絵と言っても、学校によって求められる作品が大きく異なります。ある学校では、先生から物語の読み聞かせがあり、その後でそのお話に合った絵を描くテストもあります。例えば、クマくん親子3人で山にピクニックに行くお話だったとして、お話に出てこない絵は描いてはいけませんし、どんな場所でピクニックしたのか、記憶しておかなければいけないので、ただ絵が描けるだけでなく、お話を記憶しているかも求められているのです。

また別の学校では、一枚の紙に○が1個だけ描いてあり(通常はその年によって様々な形がある)、そこから想像して、形を付け足して絵を描くというものもあります。これは「形を使った絵」となりますが、何も思い浮かばないのであればそこでおしまいです。想像力が要求されます。

絵は短期間で身に付くものではありませんから、ペーパーよりも早い時期から親子で描いていくといいでしょう。丁寧に塗る習慣もつけておきましょう。

工作も絵と同じく、短期間で身に付くものではありません。これも早い時期から親子で取り組んでおくべき課題で、工作の場合は様々な道具を使いますから、まず道具が使えないと制限時間に間に合いません。

ある学校では、見本が置いてあり、先生が作り方を説明してくれます。その説明を1回で理解し、制限時間内に見本と同じものを完成させます。制限時間は大体10分程度なので、記憶力と正確さが求められています。

また別の学校では、「遊べる道具を作ってください」とだけお題があり、紙コップやラップの芯、折り紙、アルミなど色々な道具が用意されています。これで自分でテーマに合った作品を作り上げます。これは想像力、考える力が求められており、工作に慣れていないと難しいです。

家庭以外でできる対策としては、お受験絵画専門の絵画教室もありますので、ご両親ともに絵も工作も苦手な場合には、その教室に頼るのもいいでしょう。