ペーパー以外も重要!行動観察対策は完璧に!

お受験の考査はペーパーだけではありません。ペーパーテスト以外には運動テスト、口頭試問、絵画・工作テスト、行動観察テストがありますが、近年重要視されているのが行動観察テストです。さて、行動観察テストとはどのようなテストか今回紹介させていただきます。

行動観察テストとは、集団でゲームやごっこ遊びなどを通して、ふさわしい振る舞いができるか、お友達と仲良くできるか、お子様自身を見るテストです。こんな風に読むと、とっても簡単でゆるいテストだと思われるでしょうね。

もう少し具体的に紹介したいと思います。例えば某私立小の行動観察テストでは、5~8人程度のグループになって、しりとりゲームをしたとします。もう一グループと競争し、どちらが長くしりとりゲームを続けられるかですが、Aさんが一つの言葉を提案したとします。BさんとCさんが「いいね!」と賛同します。他の子DさんEさんFさんはしばらく考えているか、発言しづらいのか黙ったままだったとします。その後、初めてのお友達に慣れてきたDさんもゲームの次の言葉を提案するようになってきました。BさんとCさんは提案はせずに発言するお友達の意見に賛同するのみです。ゲームはここで終了です。

さて、この中では誰が合格に近いでしょうか?初めから積極的だったAさんは学校側の欲しがる子に一番近そうです。Dさんは最初は控えめでしたが、次第に積極的に発言するようになり、学校側の欲しい子に近いでしょう。EさんFさんは一言も発しないとなると学校側からは選ばれないでしょう。では賛同していたBさんCさんはというと、ただ「いいよ」だけで自分の意見を言えないとなると、合格から遠のくでしょう。

もう一つ紹介します。女子校でのごっこ遊びについてです。やはり5~8人程度でグループになります。グループで相談してお店を決めて、遊びます。とりあえず皆で相談してお店が決まったとします。Aちゃんがエプロンを取りに行って身につけました。BちゃんCちゃんは野菜のおもちゃを持ってきました。ここまで問題なく皆でごっこ遊びをしていますが、DちゃんがAちゃんにエプロンを貸してとお願いしました。エプロンは1つしかありません。しかしAちゃんは断って、最後までエプロンを着たままでした。ここで終了となるのでお片付けです。お片付けを積極的に行ったのはAちゃん、Cちゃん、Dちゃん、Eちゃんで、他の子はお片付けに協力しませんでした。

この中で合格に近いのはCちゃん、Dちゃんでしょう。お友達とも問題を起こすことなく最後のお片付けまでできています。Aちゃんは積極的でお片付けもしましたが、エプロンを独り占めにしたままでしたから、合格から離れていくと思います。

どうでしょうか?行動観察について理解は深まったでしょうか?行動観察は集団の中で訓練しないと変わらないと言われています。消極的なお子さんや、普段お友達と仲良くできないお子さんなどは幼児教室の行動観察のコースを取ると克服できるかもしれませんね。