肝心なこと…幼児教室に丸投げでは合格できませんよ

幼稚園受験、小学校受験の合格者の大半は幼児教室に入会し、1年~2年は通われています。だからと言って必ず合格できるわけではないのです。稀に幼児教室にさえ通っていれば合格できるものと勘違いされるご家庭もあるので、今回は大切なことを紹介させていただきます。

そもそもお受験とは、その家庭を面接や願書、お子様自身の試験を通して見られる試験です。倍率の高い人気校ですと、大勢のご家庭が毎年ご縁をいただけずに涙するわけですから、キラキラと輝くオーラのあるお子様から順に学校側が選んでいくのです。

そのようなお子様にするためには週1回や2回のお教室通いでは不可能なことです。生まれたときから、躾や生活習慣、家族での行事を大切にし、家族一丸となって死にもの狂いで努力しているのです。幼児教室に通う理由は、自分では気が付かない残りの躾不足なところや、志望している学校の対策を強化するためだったり、新鮮な情報を入手したりするためであり、決して子育てや躾をアウトソーシングするためではないのです。

それを何を勘違いしているのか、合格実績の高い幼児教室に子供を預けておけば合格できると思っているご家庭も現実にいるのです。そういうご家庭はお金はあるので、いくらでも出します。幼児教室の言われるままに、志望校コースを申し込んだり、直前講習に高いお金を出す家庭もいることでしょう。

しかし、いくらお金をかけて様々なコースをとっても効果に結びつきません。幼児教室側も、ただお金を受け取るわけではなく、ご家庭で生活習慣や躾、家族とのかかわりについて指摘もするものですが、こうしたことは、このようなご家庭のタイプですとほぼ無視でしょう。そんな状態で実際に年長になってから、いざ模試を受け始めると、あまりに酷い結果に愕然とするのです。さらにお金を出して1週間のうちに何コマの授業を受けさせたりしますが、なかなかいつまでたっても成果がでません。

これは作り話なんかではありません。本当にそうしたご家庭が存在するのです。試験前に気づくのであれば、まだ間に合うのかもしれませんが、試験結果後に気づいたようであれば手遅れというものですね。あの時自宅でああしておけばよかったなどと大きな後悔もあるかもしれませんが、後悔するご家庭の方がまだマシかもしれません。中には、それでも気づかずに、「合格しなかったのは幼児教室のせいだ!」なんて思っているようでは、その先も色々と様々なところでトラブルを起こすでしょう。

本気で合格を掴みたければ、お教室に丸投げなんてしてはいけませんよ。ご家庭で頑張っているけれども、「どうしても足りていないところを幼児教室の先生方にご助言いただきたい。」というくらいの気持ちで、助言があった際には、それを受け入れて家庭でも改善していくくらいでなければ合格は厳しいと思います。心当たりのある方は今すぐにわが身を省みて、すぐに姿勢を正してください。