面接対策、願書対策に大切なこと

お受験はお子様の実力によるペーパーテスト、運動テスト、絵画・制作テスト、行動観察テストも重要ですが、それと同じくらいに面接・願書も気を抜いてはいけないところです。これは親の試練ですね。といっても、願書ではどんなことを書いて、面接ではどんなことをお話すればよいのでしょう?少しでもお力になれるよう、願書・面接をテーマに紹介させていただきます。

まず、願書ですが、学校によって大きく違いがあります。志望動機を書く欄が一切なく、家族構成や子供の健康状態など最低限の項目しかない学校もあります。こうした学校は面接勝負です。また、志望動機を書く欄があったとしても3、4行または読める範囲の大きさで書いたとして300~400文字書けるかどうかの学校も多くあります。これには、願書にはいくらでもいいことが書けるからです。とは言っても、やはり学校は全員分の願書に目を通していますし、これをもとに面接で聞かれることもありますから、手を抜いてはいけません。

よく「御校の教育方針が素晴らしく、共感したので~」と書く家庭もいるようですが、これでは弾かれかねません。また、どのように、どのような部分に共感したのか面接でさらに突っ込まれることでしょう。ここで面接で具体的に共感できたことをお話できればいいのですが、言葉に詰まってしまうようであれば大問題です。

ここで、いい願書を書くための良い方法を教えましょう。全力で願書に神経を注げる方は、願書に入る前に最低ノート1冊分に、日常の中のちょっとしたささいなことでも子供の様子で気づいたことや、家族の有り方、父親の子供の接し方など、細かく日記として記しています。願書のたった数行のためにノート1冊分から凝縮して仕上げるのです。子供の成長は日々変化していますから、願書に書きたいことは夏にはまたガラっと変わってしまうかもしれませんが、遅くとも春には日記を書き始めましょう。

いい願書とは、その家庭オリジナルのエピソードのある、その家庭らしさが見える願書のことです。ですからマニュアル本を参考にしすぎると、その家庭の良さが消え、学校側に伝わるものが何もありません。

面接も願書と同じく、面接当日に先生から「志望動機をお話し下さい」と言われた際に「御校の教育方針が素晴らしく、共感したので~」と回答すると、さらにどのような部分に共感したのかを突っ込まれることになります。こうしたときに、その家庭だけのエピソードが語れるといいですね。

願書と同じく、学校側は「そのご家庭」を知りたいのです。ですから、マニュアル本など参考にしたりせず、願書同様にノート1冊の日記から、さらに面接対策問答集を作り、その家庭のエピソードが語れるようにしておいてください。

また面接は基本的に親子面接です。通っている幼児教室での模試での面接では先生と目を合わせてお話できるのに、本番では一言も発せなかったということもあります。通われている幼児教室以外の教室で、さらに本番に近い緊張感ある模試にも参加してみましょう。