噂に惑わされないで!ネット掲示板には注意!

お受験には実に様々な噂が飛び交います。お受験系幼稚園のお母様同士の噂もありますが、現在はインターネット上で事実とは異なる噂が多く飛び交っています。今回は、そんな噂に惑わされないために気を付けていただきたいことを紹介していきます。

インターネット上で情報が入手できるのは、幼児教室のコラムや、一般の人が投稿可能なお受験系掲示板、個人ブログなどがあります。幼児教室のコラムでは正しい情報を発信してくれますが、一般の方が匿名で投稿できる掲示板は特に疑った方がいいでしょう。もちろん、お受験に関して事実を仰っている投稿者もおりますが、中には事実とは異なる嘘の噂を信じて投稿する人や、幼児教室の関係者が一般になりすまして大手教室の批判をしたり、自分のところの教室が評判がいいなどと投稿する者もいます。こうしたなりすましのような行為を「ネガキャン(ネガティブキャンペーン)」などと呼ばれています。

主に掲示板では、どのような情報が投稿されているのでしょう。「○○の幼児教室はココがいい」、「○○の幼児教室の評判はどうですか?」など、合格のためには、まず幼児教室探しですから、幼児教室に関する情報を知りたい人がいるわけです。もちろん、実際にその幼児教室に通われていた方が投稿してくれるケースも多くありますが、中には結果的に合格いただけなくて、その不満をぶちまける人もいたり、ネガティブキャンペーンをする者もいます。

次は小学校の評判や、合格するための手段について、「○○学園は縁故がないと無理」、「いじめがある」、「サラリーマン家庭は不利」、「保育園児は不利」など、数えあげたらキリがありません。もちろん、在園時の保護者と思われる方の投稿で、「自分の学校はこんなところが素晴らしい」とか「サラリーマン家庭で両親共働きで、子供も保育園児だったけど、ご縁がいただけた」など、偽りの可能性の低そうな投稿も多いのです。しかし、お受験系掲示板は、合格者だけでなく、不合格者も受験を終えたにもかかわらず大勢利用していると考えられます。不合格への大きな不満を引きずり、掲示板に嘘情報を流している者もいるのです。

何故そのような事実と異なる噂が出てくるのでしょう?そしてなぜ、そのような噂を簡単に信じてしまう人が少なくないのでしょう。それは、小学校受験は不透明な部分が非常に多いからなのです。小学校受験をするための勉強の範囲は、その後の中学受験以上の試験と異なり、学校によって範囲が変わりますし、幼児向けの教科書も存在しません。そしてその範囲は学校は一切公開しませんし、試験の内容も公開されることはありません。ですから、噂だけが独り歩きしがちなのです。

このようなことに巻き込まれないためにも、実際に学校を訪問したり、幼児教室から正しい情報を入手することです。幼児教室側をこのような怪しい情報について警鐘を鳴らしています。掲示板を見ること自体が悪いことではないのですが、ほどほどにしておきましょうね。

お受験は過酷!難関校志望なら問題集は100冊以上!

小学校受験の入試までに幼児が何冊の問題集をこなしているか知っていますか?特に名門校を目指す家庭の問題集をテーマに紹介させていただきますが、そもそも幼児の試験に問題集が必要だなんて想像もしてなかった方も少なくないでしょう。実は名門を目指す家庭の取り組みは大変過酷なのです。

お受験に関わることのない人からすれば「幼児に勉強だなんて可愛そう!」と思われるのも、ごもっともなことかもしれません。しかし、難関校には難問の問題が登場しますし、試験当日のペーパー試験の枚数たった10枚前後のために、大量の問題を日々家庭でも解いていかなければ、合格は遠のいてしまいます。驚かれるかもしれませんが実は本番のために100冊以上こなしているのです。たった5、6歳の幼児が合格を掴むために、年中、年長の2年または年長だけの1年をかけて100冊以上解いているのです。しかし幼児の試験に100冊以上も一体どんな内容なの?と思われますが、特に多くのご家庭で使われている問題集についてお話させていただきます。

こぐま会「単元別 ひとりでとっくん」シリーズ(全100冊)
大手幼児教室こぐま会から出版されているもので、これだけで100冊あります。ペーパーテストの分野は、言語や数、常識、巧緻性など各分野で大まかにいうと5領域に分けられますが、さらに細かく分けると100単元ほどになるのです。1冊30ページの内、構成は最初の10ページほどは易しい問題になっていますが、最後の10ページは難問になっています。受験する家庭の定番の問題集であり、定評があります。

こぐま会「ひとりでとっくん365日」シリーズ(全12冊)
同じく、こぐま会から出版されている問題集で、基礎編8冊、応用編4冊の構成となっています。各30ページほどで、基礎編は、前述のひとりでとっくん100冊の中から重複する問題もあります。最初の1冊目はとても易しい内容です。また12冊と取り掛かりやすいので、いきなり100冊目指そうとするとハードルが高く感じますので、こちらから始める家庭も多いです。もちろんその後、この12冊では不足しているので、単元別の「ひとりでとっくん」にも取り組むことになります。

理英会「ばっちりくん」基礎編、応用編、全100冊
こちらも単元別に分かれており、内容はこぐま会と似た問題もあります。各30ページほどに分かれています。家庭によっては、こぐま会も理英会も両方取り組む方もいますから、そういう家庭では200冊以上取り組んでいることになります。基礎徹底には十分でしょう。

奨学社の「段階別ワークA・B・C」、全3冊
奨学社もお受験系問題集の定番です。こちらは難易度が上がりますから、こぐま会のひとりでとっくんシリーズが、ある程度できるようになってから始めると無理なく進められます。目安としては、新年長11月からペーパーを開始し、基礎徹底できていると言われている年長4月頃から始めると丁度いいでしょう。

こぐま会、理英会、伸芽会出版の「過去問集」
過去問集は各学校の過去問であり、各大手幼児教室にて販売されています。大型の書店でも取り扱っています。家庭により複数校受験される方が、受験する学校の数だけ問題集を入手しています。基本的には応用に取り組む夏ごろを中心に取り入れて、受験の2か月ほど前の9月には終えているといいでしょう。

こうすると、最低100冊、ペーパーを絶対に落としたくない家庭は徹底させるために、200冊程度は熟していると考えられます。名門校合格はそれだけ過酷なのです。

必ず受けよう!お受験の世界にも模擬試験が!

幼児のテストにも模擬試験があり、これは試験本番に近い内容で体験することができますから、お子さまにとって場馴れの意味でも必ず受けておきましょう。今回は模試についてご紹介させていただきます。上手く活用するコツも伝授いたします。

模試は年中児から受けられるものもありますが、受けるタイミングがあります。まだ大してペーパー学習も進んでいない時期から模試を受けることはお勧めしません。お子様が傷つくだけです。模試というのは、ある程度学習の進んだお子様が受けるものです。多くの場合は、新年長の3月頃(年中の3月)から受け始めます。大手幼児教室でも、大体3月頃から本格的な模試を開催し始めます。

お受験の対策は大抵1年ほどかけて仕上げていきますから、新年長11月からペーパーをコツコツ進めていき、基礎力が付く時期と思われる3月としているのです。そこからほぼ毎月あちこちの教室で模試が開催されていますから、最初の内は最低でも月1回は受けておきましょう。多い方ですと毎週受ける方もいます。

模試はペーパーだけでなく、運動テストや、指示行動、絵画・制作などのテストがありますので、この結果でお子様の苦手なものが見えてきます。

新年長の3月だからと言って、最初からいい結果を期待してはいけません。特に模試が初めての経験となる場合、幼児教室や家庭ではペーパーが得意で、運動も、工作もできるのに、模試ではかなり低い点数の場合もあります。それは初めての場に慣れていなくて、緊張からか、いつもの力が発揮できかなった場合があるからです。しばらくは受けるだけにして、まずは慣れることを目指しましょう。

また早生まれのお子様はどうしてもまだ理解が追い付いていませんから、初めの方の模試ではなかなか結果が出ません。しかし、早生まれのお子様でも、夏に徐々に力を付けて行って9月頃には他の高い月齢のお子様達と変わらないレベルにまで成長すると言われていますから、しばらくはお母様がじっと耐えてお子様の成長を見守り続けてください。

模試には必ず結果が返ってきますが、順位や点数、試験の様子など細かく記録されていますけれども、これは参考程度と考えた方がいいです。子供の成長には個人差がありますので、夏ごろの模試で結果が出せればくらいにして、コツコツ取り組みを続けましょう。

模試の結果返却の際には、答案用紙も返却されますから、どこができなかったのかを確認し、必ず復習しておきましょう。修正液で消して、コピーを取って、一緒に解いていきましょう。またもしパソコンが得意であれば、できなかった問題の類似問題をエクセルやパワーポイントなどを使って作成するのもお勧めです。同じ問題を繰り返しても、ただ暗記しているだけになるので、少し違った問題したことによって理解しているかが確認できます。

点数がどうしても伸びないと気にされる場合は、通っている幼児教室の先生に相談するものいいです。何か家庭学習のアドバイスもいただけることでしょう。

あなたは大丈夫?こんなお子様では合格は難しいかも

今回は少々厳しいことを書きます。ですが、大事なことですから、もし思い当たることがありましたら、是非早めに手を打っておきましょう。今回は合格にほど遠いお子様のタイプや家庭のタイプを紹介いたします。気づいていて直さないのは、もうお受験を諦めた方がいいとさえ言えます。常に改めるつもりでいましょう。

どんなに完璧と思われる理想のご家庭でさえ厳しい難関校の「合格」!でも、合格にほど遠いご家庭やお子様は100%と言っても過言ではなく、「合格」はありえないことなのです。やはりご縁に近いのは、完璧と言われるほどの家庭なのです。そうでなければ補欠すら届かないでしょう。

【大丈夫ですか?ご縁に厳しいお子様のタイプ】
①ひとりで自分のことができない
これはできて当たり前の着替え、排せつ、お片付け、後始末ができないお子様です。お母様が全部してしまうと、自分の力でやろうとしなくなります。「自分でやる!」と言い出す時期が来たら、時間がかかっても見守り続けましょう。

②物の扱いが雑
特に女子校はこの点、厳しいです。物を置くときに投げ捨てるように置いたりしていませんか?丁寧に扱うように日ごろから気を付けてみてあげましょう。

③ごあいさつができない
人見知りなのか、ご挨拶ができないのはまずいです。やはり、大人の目を見てご挨拶ができるお子様はそれだけで輝いて見えます。普段から練習しておきましょう。

④自分の意見・考えが言えない
まず私立に行くと、大半は電車通学が多いものです。入学してから早くて数週間の内に一人で通うことになりますから、何かトラブルがあった時には、自分で周囲の大人の人に尋ねて解決しなければいけません。ですから自分のことを言えないようでは合格は難しいでしょう。

⑤人の話が聞けない
これは大問題です。そのためにも学校の試験には指示行動というテストがあります(行動観察テストの一部)。学校では一人でも勝手な行動をしたり、先生の話を聞いて行動してもらわないと困るのです。

⑥言葉遣いが乱暴
これもやはり特に女子校は厳しいでしょう。日頃の丁寧な言葉かけも大事ですが、お受験中の厳しい環境により、反抗的な態度になったり、ストレスからお友達に対して口が悪くなってしまうこともあります。

⑦自分に自信が持てないタイプ
お受験中に厳しい叱責や過度な学習により、徐々に自信が失われてしまうお子様も少なくありません。本番ではキラキラオーラが必要なはずなのに、完全に真逆の方向に向かっています。最悪なパターンは笑顔が消えてしまうこと。気を付けてみてください。

上記のどれか一つでも当てはまると要注意です。学校側は、言葉使いがキレイで、自分のことは自分ででき、先生のお話をよく聞けて、相手の目を見てしっかり意見を言える子、そしてお友達にも優しく、協調性があり、さらにキラキラと輝くオーラのあるお子様を欲しがっているのです。倍率の高い難関校ほどその傾向が強くなります。